平取町のオンライン観光ツアー

コロナ禍で旅行するのを控えている方が多いかと思います。

そんな中、オンラインでバスツアーのようにアイヌ文化を探訪する新しい企画があるのでお知らせします。

申し込みをすると、平取の特産品(私も大好きな平取トマトのジュースも!)と旅のしおりが事前に自宅に届きます。時間になったら、自宅にいながら観光ガイドをしてもらえるという面白い試み。

平取だけでなく、オープンしたばかりのウポポイにもオンライン上で訪問できるようですよ!

1回、15組限定のようなので興味ある方は早めにお申し込みください

二風谷の女性3世代の記事

「Ainu |ひと」の中でも印象深いとよく言われるムックリ(口琴)を奏でていただいた関根真紀さんのご一家の記事です。

お母さんの雪子さんは、樹皮から糸を作って織るアットゥの名人で、文化庁長官賞を始め数々の賞を受賞されています。

娘さんの摩耶ちゃんは現在大学生。日常会話や料理の話題など、とっつきやすいテーマでアイヌ語のYouTubeチャンネルを続けています。

写真からもわかると思いますが、3人とも、とても明るくて素敵な女性です。

アットゥは、映画の中では、鍋澤さんが着物を着ておられますし、萱野れい子さんが、織物を教えているシーンでも出てきます。

上記の反物はオヒョウという貴重な木の樹皮です。映画の中では、シナの木から皮をはぎ、煮て乾かすところまでを紹介していますが、木の種類が違うだけで、プロセスは同じです。この後、糸作り、糸伸ばし、反物を織る作業、そこから着物を作るのは大変な手間と時間がかかります。

彫刻家・貝澤徹さんの記事

ウポポイの国立アイヌ民族博物館のために新作を作った平取町在住の貝澤徹さんの記事を朝日新聞で見つけました。他の作品も載ってます。彫刻家である徹さんの想いを読んでみてください。

ウポポイ開業の記事

   

9月3日の朝日新聞の記事です。説明文は、日本語ではなくアイヌ語が最初に書かれている事、差別に関するコメントなど、様々な視点で書かれているので、スクラップしておこうと思いました。

本文で北原教授が言っておられるように、「先住民の課題は、共に社会をつくる和人の課題でもある」という言葉に共感しました。

いま、世界中でBlackLivesMatterという黒人の人権を訴える運動が起こっていますが、すべての人が人種の壁を越えて一緒に考え、取り組まないと解決しない問題で、根幹は同じだと思います。