製作・監督・撮影・編集:溝口尚美

1992年に映像プロダクションに入社し、映像制作の「いろは」を覚える。

1995年より、フリーランスとして、関西を拠点に、テレビ・VP・CM・映画など、様々な分野の映像制作に携わる。

2004年、ニューヨークに移住。アメリカで最も古い市民メディアセンターの1つ、ダウンタウン・コミュニティ・テレビジョン・センター(www.dctvny.org) の扉をたたき、インターンを経て、NHK 番組の英語版制作・ドキュメンタリー編集・映像制作講師などの仕事に携わる。

2008年、アメリカで非営利団体シネミンガを共同設立し、世界の先住民コミュニティを訪れ、映像制作の為の機材とスキルを提供し協働制作する活動を、コロンビア・エクアドル・ネパールで実行。作品の一部は、ニューヨーク、カナダ、ネパール、コロンビアの先住民族映画祭や、東京のオルタナティブ映画祭などで上映された。

2014年末に辞任。GARA FILMSを設立し、日米の商業メディア(鳥の目)と市民メディア(虫の目)を自由に往来しながら、制作活動を継続中。これまでにディレクターとして制作した作品は100本以上。編集は300本以上。詳細はこちら

 

協働企画・制作:平取町立二風谷アイヌ文化博物館

独特の外観が目を引く「二風谷アイヌ文化博物館」は、貴重なアイヌ文化を正しく受け継ぎ、未来へと伝えていくことをコンセプトとし、平成4年に開館。

館内は4つのブースにわけられ、人間と神と自然(大地)が一体となって営まれるアイヌの暮らしと文化をそれぞれの側面から伝え、

視覚・聴覚をフルに使って楽しめるよう工夫されています。

民具や工芸品などの展示資料のほか、ユカ「英雄叙事詩」もビデオステージで実際に聞くことが出来ます。

 

アイヌ語翻訳・監修:関根  健司

兵庫県生まれ。1998年より平取町二風谷在住。2005年ごろに、二風谷の親子アイヌ語教室に娘と一緒に行き始めたのを機に、その後、研究者やお年寄りなどから本格的にアイヌ語を学び続ける。今では「平取アイヌ語教室・子どもの部」の講師をはじめ、北海道各地の学校でもアイヌ語を教えるなど、講師としての経験も豊富。

また、ニュージーランドのマオリ民族の言葉の習得方法に倣った「テ・アタアランギ」をアイヌ語に取り入れ、二風谷でアイヌ語の合宿を開くなど、グローバルな視点でも、アイヌ語の復活・普及に取り組んでいる。

映画・テレビ・漫画・出版物など、アイヌ語翻訳や監修が出来る貴重な人材として、各方面から声がかかり、年間を通じてアイヌ語に関する仕事に携わる。二風谷アイヌ文化博物館の学芸員補としてもアイヌ文化の紹介や研究を行う。英語も堪能で、外国人担当になる事も多い。2018年4月より、STVラジオ「アイヌ語ラジオ講座」を娘の摩耶さんと共に講師として出演中。

アイヌ文化監修:山岸  俊紀

平取で生まれ育つ。幼少の頃を、ペナコリというアイヌの人が多く住む地域で過ごす。

高校卒業後、平取町役場に就職。在職中40年のうち、11年をアイヌ政策に携わり、アイヌ文化博物館館長も務める。1997年のアイヌ文化振興法制定を機に国内外の交流事業の実施、二風谷での国際先住民フォーラムの開催、文化の伝承事業、アイヌ文化振興・研究推進機構(現・公益財団法人 アイヌ民族文化財団)の設立による文化の伝承事業や地域イオル(*1)の誘致、平取ダム建設によるアイヌ文化保全対策等の業務に邁進する。

<今後の関わりについて> 私が関わる事ができたアイヌ文化全般を通し、私が知り得る知識を現在の若い伝承者に語り継ぎ、少しでもこれからの地域のアイヌ文化の活動に役立てていただければと思っております。

*1:iwor:アイヌ語で山奥・狩場の意。伝統的生活空間(イオル)の再生事業については、こちら

アイヌ音楽:平取アイヌ文化保存会

昭和58(1983)年、結成。

アイヌの精神文化、物質文化を単なる記録としてではなく、できるだけ生活の中で生きたものとして保存・伝承する取り組みが行われるようになった。

「アイヌ古式舞踊」は重要無形民俗文化財。保持団体は、北海道アイヌ古式舞踊連合保存会を含む道内の18団体で、その中に平取アイヌ文化保存会も入っている。

平取町二風谷アイヌ語教室子どもの部では、実際に見聞きした方に教えを受けながら、残っていた映像を研究して古い踊りの再現が行われたりしてきました。

その成果は、町内で行われる「シシリムカアイヌ文化祭」を始め、北海道内外の催しで発表されている。

ムックリ(口琴):関根 真紀(工芸家)

祖父母の代よりアイヌの文化や工芸にふれながら育ち、自然に心惹かれて木彫り、アットゥ織り、アイヌ文様の刺繍などの技術を身につけた。

より多くの人たちにアイヌ文化の魅力を知ってもらいたいと、オールマイティに多彩な作品を手がけている。

お客さまとの対面方式で作り上げることが多いため、その方のイメージやご要望に沿ったオリジナル作品が生まれる。

伝統的な文様、技法を基にしながら新しいアレンジを加えたり、日常で気軽に使える小物づくり、味わいのあるポストカード制作などに精力的に挑んでいる。

また、二風谷の文化を全国、世界へアピールして次世代へ繋げるため、二風谷の広報活動にも積極的に力を注ぎ、職人たちの思いや制作過程の難しさなども伝えている。

「アイヌ文化の基本は、家族への愛。その思いがこもった作品でたくさんの人たちが喜びや幸せを感じてくれたら、うれしい」と語る。

オリジナル音楽:【02MA RECORDS】YASUNOBU MATSUO

1988年「キャスターマイルド」TV・CMに、当時のグループバンド「mar-pa」から楽曲提供。

‘80~’90年代「ワールドミュージック」ブームの先駆けとして、アジア・中近東東・ヨーロッパでの演奏を成功させる。

ネイチャー環境映像DVD「Virtual trip」シリーズ(PONY CANYON)21タイトルへの楽曲提供が高い評価を受け、代表作「Virtual tripさくら」は、「ビデオコンポ2000」誌選定、「’99DVDソフトオブザイヤー」を受賞。

2001年ソロアルバム「for TERRA」(地球の為に)をポニーキャニオンよりリリース。

2005年、高倉健主演・チャン イーモウ監督『単騎、千里を走る』プロモーション出展映像の音楽担当。

2015『2015紀の国わかやま国体』総合開会式 式典前演技音楽 作曲 音楽監修。

『フィギュアスケート 男子シングル オリンピック金メダリスト 羽生結弦選手 2015-2016エキシビションプログラム楽曲』に、ピアノソロ3rd.アルバム【紫のルン】より「天と地のレクイエム (3・11東日本大震災 鎮魂曲)」が選ばれる。

2016「和歌山/熊野本宮大社」「新潟/彌彦神社」奉納演奏『天地人』。2017「和歌山 熊野那智大社 ~御創建1700年式年大祭~ 奉納演奏 『飛瀧』

整音:吉田 一郎(ガリレオクラブ

カラーグレーディング:森岡 峰子

題字・デザイン:東 學

撮影協力:

平取アイヌ協会・平取アイヌ文化保存会・平取町二風谷アイヌ語教室・

平取町・萱野茂二風谷アイヌ資料館・平取町の皆さん 他