大黑座では大入り満員でした

北海道浦河町にある、大正7年創業の老舗の映画館・大黑座で上映会をしてきました。

この映画館は「大黑座ベイブルース」という映画にもなっています。(予告編はこちらこちらのテレビ番組(9分)でも紹介されているように暖かい「こたつ」のような空間で、経営者の三上さんご夫婦と三上さんのお母さんが受付で暖かく迎えてくださりました。

1日3回、上映をしていただき、どの回もたくさんの方にお越しいただきました。

特に平取から4人の伝承者がゲストとして口承文芸を披露し、舞台挨拶も行われた2回目の回は満席!大黑座の三上さんから「ボヘミアンラプソディ以来の大入り!」と言っていただき、とても嬉しかったです。

私は平取の方々と出会うのは1年ぶりで、みなさんお元気で、舞台挨拶も相変わらずお上手!!おかげで会場がすごく盛り上がったのが本当に嬉しかったです。今回の上映を実現するために、1年近くかけて尽力いただいた主催者の Rehe Isamの八重樫志仁さんの、「浦河町で平取町の古老達の口承文芸を生で聴く機会を作りたかった」という想いが実現できた事も本当によかったです。

北海道新聞より

劇場では、アイヌ民族文化財団から、いつもご提供いただいている「アイヌの人たちとともに」という小冊子の他、たくさんの絵本を無料提供いただきました。この絵本はなんと!ネット上でも無料で見る事ができます。ムービーにもなっているので、ぜひ、このページをチェックしてください。

「あぷかし(APKAS)」という地元の方が作られたクラフトも展示販売されました。このminneというサイトでもネット販売されていますので、興味があれば、覗いてみてください。手作りならではの暖かさとアイヌ文様の可愛いクラフトです。

すべての上映が終わった後は、三上さんご夫婦と八重樫さんが、様々なお料理とお酒を映画館のロビーに持ってきてくださり、その日は、地元神社のお祭りと重なって映画を見れなかったという若者たちも一緒に、午前様まで語り、飲み明かしました。こういう暖かい気持ちになれる上映会って最高に素敵だなぁといつも思います!!八重樫さん、三上さん、そしてこの上映会の為に尽力してくださった皆様、本当にありがとうございました。