満席御礼!札幌・追加上映決定

4月26日にシアター・キノで1回だけ、映画が特別上映されました。ご来場していただいた皆さん、ありがとうございました!萱野れい子さんと茂さんの息子さんで、二風谷アイヌ語教室の事務局長でもある志朗さんが、上映後にトークをされました。また、萱野志朗さんは、この前の日曜日に平取町の町議に初当選されました!おめでとうございます。

なんと!満席以上で劇場に入れなかった人も出たそうです。ということで、追加上映がすぐに決定しました。嬉しいです。当日、せっかく来てくださったのに入れなかった皆さん、ごめんなさい。

追加上映は5月20日(月)の夜です。具体的な時間は5月14日に決定するそうです。

劇場の担当者から届いた当日の様子を伝えるメールも、ご紹介したいと思います。

「皆さんとても楽しんでいただき、場内からは拍手がわきました。萱野志朗さんから溝口さんとの信頼があってこのような素晴らしい作品がうまれたことを誇りに思っているというようなお話が、そしてそう遠くない古老たちの人生の最後に、映画によってこれからもずっと残ってゆく、財産だとおっしゃっていました。」

これからもよろしくお願いします。

東京上映終了|コンサート&舞&トーク

全部で約4時間!とっても濃密で豪華なイベントでした。当日、会場に行くまで、殆ど人が来なかったらどうしよう・・という不安があったのですが、100人近くの方に来ていただき、会場の席は、ほぼ埋まっていて嬉しかったです。

映画の最後、エンドロールの曲が終わると同時に、松尾泰伸さんが同じ曲を生ピアノで弾き始めるという粋な演出。

鍋澤さんに捧げられた「nomi (祈り)」という曲は、後のトークでその意味を松尾さんがお話しされたのですが、それと知らずに涙したという人もいらっしゃいました。私も生演奏を聞いたときは鳥肌が立ちました。松尾さん、素敵な曲をありがとうございました!

できるだけ、会場でお話しするようにしているのですが、私が着ている衣装は、黄八丈の生地に黒い布地が縫い付けてあってその上にアイヌ文様の刺繍が施されている「二部式」です。本来のアイヌの衣装 (←リンククリックしてみてください)は、長襦袢のように長い着物です。

私が長年ホームステイしてお世話になっている川奈野さんのご近所の方が「尚美ちゃんにあげたいので、あちこちで着てね!」とプレゼントしてくださいました。

着物の刺繍は川奈野元子さん。

頭につけているのは「マタンプ」(←リンククリック!昔は男のものだったそうです)というはちまき状のもので、これはその方が着物に合わせて新しく作ってくださいました。

見て頂いたらわかりますが、全て手縫い。暖かい心のこもった世界に一枚しかないアイヌ文様の衣装。大事に着て、これからも、あちこちの会場で見てもらいたいと思っています。

それから、いつも会場で出来るだけ配布している小冊子があるので紹介します。アイヌ民族文化財団のご協力で提供して頂いているものです。この冊子はコンパクトですが37ページ。歴史・言葉・信仰・住食住・生業・芸能・アイヌ文化の現在。と多岐にわたって情報がまとめられています。

ドキュメンタリー映画の中では、出来るだけ様々な文化や歴史を散りばめたくて工夫したつもりですが、当然全てをカバーすることはできません。だから、この映画を見終わって、もうちょっと知りたいなぁと思って頂けた方に、有料のパンフレットじゃなくて、無料で家に持って帰れる何かがあると良いなぁとずっと思っていたのです。

それで、私が財団にお願いして、可能な時に可能な数だけ送っていただいているという次第です。財団の「アイヌ文化を学ぶ」のウェブページにも沢山の情報が出ていますので、ぜひ、チェックしてみてください!

2018年の上映が終わりました

あっという間に2018年が終わってしまいました。

2月末に撮影地の平取町で、関係者だけの完成前試写会をしました。

その後、4月30日に鍋澤エカシが完成前に急逝というショッキングな出来事がありました。2月の試写会で「よくやったな!」と鍋澤さんがかけてくれた言葉が支えになりました。

  • 撮影日:2015年3月29日
  • 鍋澤さんが好きなフクロウ。コタン・コル・カムイ (村を守る神)
  • 木彫りのフクロウの裏(2009年2月19日・鍋澤保)
  • 鍋澤さん手作りのパスイなどの棒

6月の大阪での音仕上げの日に地震、夏の北海道滞在中にも地震・・・と、色々と忘れられない事があった年でした。

でも、様々な方に支えられて、平取町で2日間の世界プレミア上映。大阪・神戸で劇場初上映。その後、鳥取で2回の上映の機会に恵まれました。

  • シアターセブンの上映前・立ち見も出る満席でした。
  • シアターセブンの舞台挨拶 溝口・川奈野ご夫妻・松尾泰伸さん・森岡健治さん(二風谷アイヌ文化博物館館長 | 写真提供:02MA RECORDS
  • 記念写真 森岡健治さん(二風谷アイヌ文化博物館館長)・溝口・川奈野ご夫妻・松尾泰伸 さん|写真提供:02MA RECORDS
  • 元町映画館上映後
  • ラジオ関西にも出演しました
  • 三上公也さん・溝口・木谷美帆さん

9月6日に起きた北海道胆振東部地震で、萱野茂二風谷アイヌ資料館のガラスケースがめちゃめちゃに壊れ、天井も壊れました。出演者である萱野れい子さんのご自宅もサッシや灯油缶などが被害を受けました。

大阪・神戸の上映会で支援金を呼びかけた所、復興支援金が591,213円も集まりました。早速、資料館に送金しました。
「お陰様で役立てる事ができました。天井や一部のガラスケースはまだ修復が必要ですが、なんとか目処が立っています。ありがとうございました」との事です。れい子さんのお宅も修復できたそうで、寒い冬になる前に間に合って良かったです。ご支援をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!

また、大阪ではアンコール上映もしていただき、神戸・大阪合わせて600を超える人に観ていただきました。

鳥取の琴浦町赤碕、米子でも100を超える人に観ていただきました。

また、神戸芸術工科大学でも、特別授業という形で生徒さんに観ていただく機会をいただきました。

特に宣伝マンも雇っていませんので、興味を持っていただける団体や劇場で、地道に上映活動をしていけたらと思っています。特に本州以南で沢山上映したいです。

口コミにご協力いただけたら幸いです。

今のところ、2019年は2月に東京での上映が決まっています。

今後もよろしくお願いします。

ドキュメンタリー映画の完成上映会をしました!

2015年から製作に取り組んできたドキュメンタリー映画「Ainu | ひと」が完成し、

6月30日と7月1日に撮影した現地で世界初上映会を行ってきました。

両日共に、100人近い来場者があり、トータルは205人。
初日の30日は、偶然ですが、4月に急逝した主人公の一人の月命日で、

地元ということもあって、とても特別な上映会になりました。

アンケートもお願いし、141人から回答をいただく事ができて、とても参考になりました。いくつか、感想文を抜粋いたします。

◎アイヌの歴史を知らない人にもわかりやすい映画でした。

◎アイヌ文化の勉強のつもりで来たのに、まさかで泣いた、感動。

◎川奈野さんの「和人に恨みはない、感謝感謝」のシーン、アイヌの方たちの心の温かさが良く現れたシーンでした 。

◎平取の宝物、北海道の宝物。日本の宝物ですね。

◎1人でも多くのアイヌのこうした記録を残す必要があると感じます。社会が、1人1人が、何が出来るのか考えるきっかけになる映画だと思いました。

◎自然の恵みに対しての感謝、人間も一生物として謙虚に生きていければと思った。「差別という時代もあったんだ」と事実を淡々と受け入れて語るシーンも印象に残った。

◎地元や道内じゃない方が先入観なしに作った映像で、政治的、観光や商業・経済的発展目的でないとても純粋なドキュメンタリーだと思いました。

北海道新聞やNHKの取材も受けまして、世界初上映会は、おかかげさまで、映画にとって良い形で終わる事ができました。

NHKローカルニュース

北海道新聞 7月1日記事

北海道新聞「ひと」欄 

今後も、自分のペースですが、少しずつ上映活動をしていきたいと思っております。上映に興味のある団体等をご存知でしたら、ぜひ、ご紹介ください。